ピラティスとは?マシンピラティスとマットピラティスの違いも徹底解説

ピラティスとは

現代社会においては、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が常態化し、多くの方が猫背、巻き肩、ストレートネックといった不良姿勢や、それに伴う慢性的な肩こりや腰痛に悩まされています。

こうした身体の不調に対して、単なる筋力強化ではなく、「身体の機能そのものを改善し、正しい動きを再学習する」エクササイズとして、ピラティスが世界的に注目を集めています。

当スタジオ「Dee Pilates(ディピラティス)」も多数のお客様に対して指導していますが、猫背の方や腰痛にお悩みの方の来店が多いのもピラティスの効果を求めてこられているためとも言えるでしょう。

この記事では、ピラティスの定義やヨガとの本質的な違い、科学的に検証されたダイエット効果、そして目的に応じたマシンピラティスとマットピラティスの違いまで、専門家の視点から徹底的に解説します。

特に、安全かつ確実にボディメイクの結果を求める初心者の方へ向けて、「料金」「質」「結果」の三拍子が揃った当スタジオ「Dee Pilates」の特徴も解説していきます。

目次

ピラティスとは?— リハビリから生まれた「動く瞑想」

ピラティスとは、約100年の歴史を持ち、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリテーションを目的として開発された、科学的根拠に基づくメソッドです。

この章ではピラティスについて詳しく解説していきます。

一言で簡単に言うと

ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏が考案したエクササイズシステムであり、その起源はリハビリテーションにあります。このルーツにより、ピラティスは、筋肉を大きくする「筋力トレーニング」とは異なり、「身体の機能改善」と「正しい動きの学習」に特化しています。

ピラティスの実践における中心概念は「パワーハウス」、すなわち身体の中心部(コア)の安定です。腹筋群、背筋群、骨盤底筋群などからなるこのコアを意識的に安定させることで、手足の動きを連動させ、全身の骨格アライメントを最適な状態に保ちます。

動作中、呼吸と身体の隅々まで意識を集中させることが求められるため、そのプロセスは時に「動く瞑想」とも称され、心身の調和を目指します。

効果とメリット

ピラティスがもたらす効果は、単なる運動効果を超え、日常生活の質の向上に深く関わります。

まず、姿勢の劇的な改善は、ピラティスの最も代表的な効果です。深層部のインナーマッスルが強化されることで、猫背や反り腰、巻き肩といった現代人に共通する不良姿勢が根本から矯正されます。

姿勢が整うことで、外見的な美しさが向上するだけでなく、関節や脊椎にかかる偏った負荷が軽減され、これらが原因で生じる慢性的な腰痛や肩こりといった痛みの予防と軽減に直結します。ピラティスは、単なる対症療法ではなく、痛みの原因となっている深層筋の弱さを解消するという、リハビリテーション的なアプローチを提供するのです。

また、ピラティスの特徴的な胸式呼吸は、身体的な動作と連動することで、自律神経の調整とリラックス効果をもたらします。肋骨や肺を意識的に動かす深い呼吸法は、心身をリフレッシュさせ、自律神経のバランスを整えます。継続することで、身体の使い方が効率化され疲労が軽減し、心身ともに安定感のある「本物の健康美」を目指す上での大きな土台となります。

男性が受けるメリット— ビジネスマン・アスリートに人気の理由

ピラティスは女性向けの運動というイメージがかつてはありましたが、近年、特にパフォーマンス維持や健康管理に意識の高いビジネスマンやアスリートの間で、その男性特有のメリットが認識され、人気が高まっています。

一つ目は、内臓脂肪の燃焼促進です。男性は内臓脂肪がつきやすい傾向がありますが、ピラティスによるインナーマッスルの強化は基礎代謝を向上させます。さらに、骨盤の歪みを整えることで内臓の代謝も高まる効果が期待でき、効率的な内臓脂肪の燃焼をサポートし、スマートで引き締まった体型維持の土台となります。

ピラティスは、単に筋肉をつけるのではなく、身体のエネルギー消費効率を高め、「生産性の高い健康」を実現するための先行投資となります。

二つ目は、集中力向上とメンタルケアです。ピラティスは、呼吸と動作、そして身体の末端に至るまでの意識の集中を要求します。

この継続的な集中トレーニングは、仕事や学習における質の向上を目指す男性にとって、極めて有用な付加価値となります。深い呼吸と動作への集中は、瞑想効果にも似たストレス軽減と心のバランス調整を促し、多忙な日常におけるメンタルヘルスケアとしても機能します。

ヨガとの違いは?— 起源、目的、アプローチの比較

ピラティスとヨガは、一見似たエクササイズに見えますが、その根幹には大きな違いがあります。どちらを選択すべきかは、個人の「最も優先したい目的」によって決まります。

起源と哲学: ヨガは、約4500年という長い歴史を持ち、古代インドの宗教的・精神的な修行から発展しました。その目的は、心と魂の解放、すなわち精神的なリラックスや心身の調和を目指す哲学的な要素が中心です。

一方、ピラティスは約100年前に負傷兵のリハビリテーションとして生まれ、身体の機能改善、正しい骨格アライメント、インナーマッスルによる安定性獲得を重視する、より工学的なアプローチを取ります。

目的と呼吸法: ピラティスは、インナーマッスルを鍛え、美しい姿勢と引き締まった身体という「身体の構造的な改善」に主眼を置きます。

呼吸法は、体幹を安定させることを目的とした胸式呼吸が主です。対してヨガは、ストレスを解放し、柔軟性を高めながら「心身の調和」を図ることに焦点を当て、リラックス効果の高い腹式呼吸を主に使用します。

ピラティスとヨガの比較

比較項目ピラティスヨガ
起源と歴史近代(約100年)
リハビリテーション発祥
古代インド(約4500年)
宗教的修行・哲学
主な目的身体の機能改善
正しい骨格アライメント
ボディメイク
精神的な調和
心の解放
柔軟性の向上
呼吸法胸式呼吸
(腹筋を意識し体を安定させる)
腹式呼吸
(リラックス効果を重視する)
アプローチ身体を「鍛え直す」工学的なアプローチ哲学的な背景に基づく心身の繋がりを重視

痩せる?ダイエット効果を科学的に検証

ピラティスは、高強度の有酸素運動や無酸素運動ではないため、筋トレやランニングなどに比べるとダイエット効果は高くありません。しかし、間接的に健康的なダイエットとリバウンドしにくい体づくりをサポートする点で極めて有効です。

ピラティスにおける主要なダイエット効果は、基礎代謝の向上にあります。ピラティスで深層部のインナーマッスルが強化されると、安静時におけるエネルギー消費量(基礎代謝量)が向上し、結果としてエネルギーを消費しやすい「痩せ体質」へと身体を作り変えます。

過体重または肥満に対するピラティスの効果は、複数の論文を統合したメタアナリシスによってもその有効性が確認されており、体重管理に対する科学的な裏付けがあります。

さらに、ピラティスむくみの解消につながります。むくみが解消されると、小顔効果や美脚効果も期待でき、視覚的にダイエット効果を実感しやすく、継続のモチベーション維持に貢献します。

また、自律神経のバランスが整うことで、ストレスによる過食を防ぎ、食欲をコントロールしやすくする効果も報告されており、これはリバウンドを防ぐ上で重要な要素となります。

ピラティスのダイエット効果は、一時的な体重減少ではなく、基礎代謝向上、姿勢改善、自律神経の安定化という多角的な作用を通じて、持続的な健康美を実現することに本質があると言えます。

向いている人と向いていない人

ピラティスは、身体の機能改善を求める方々にとって非常に有効なメソッドですが、その目的に応じて向き不向きがあります。

ピラティスが向いている人の特徴:

  • 猫背、巻き肩、ストレートネックなどの姿勢の歪みを根本から改善したい人。
  • 筋トレでムキムキになることを避け、しなやかで引き締まったインナーマッスルを重点的に鍛えたい人。
  • 慢性的な肩こりや腰のだるさを感じており、リハビリテーション的なアプローチを求める人。
  • 激しい運動が苦手で、安全かつ集中して身体を整えたい人。
  • 集中力や心の安定を求めているビジネスパーソン。

ピラティスがあまり向いていない人の特徴:

ピラティスは、短期間で目に見える筋肉の肥大やダイエット効果、また、激しい有酸素運動による大量のカロリー消費を主目的とする人には最適ではありません。それらの効果を最優先する場合は、他の筋力トレーニングや有酸素運動を検討することが推奨されます。

マシンピラティスとマットピラティスの違いを徹底比較

ピラティスを始める際、多くの人が直面するのが「マシンとマットのどちらを選ぶべきか」という選択です。この選択は、効果の出方や継続性に大きく影響します。

マシンピラティスの特徴

マシンピラティスは、リフォーマー、キャデラック、チェアーなどの専用機器を用いて行うピラティスです。これらの機器の最大の特徴は、スプリング(バネ)による負荷の調整と身体の補助機能にあります。

特徴と利点

マシンが持つバネは、負荷として筋肉に抵抗を与えるだけでなく、正しい動きを誘導する補助具としても機能します。この補助機能により、筋力や柔軟性が不足している初心者や高齢者、リハビリ中の人でも、正しいフォームで安全にトレーニングを開始することが可能です。

マシンは正しい筋肉にアプローチするための「道筋」をバネで示してくれるため、自己流の癖や誤ったフォームを最小限に抑え、インナーマッスルへの正確な刺激を可能にします。

  • リフォーマー(Reformer): 最も汎用性が高く、体幹の強化や下半身の筋肉のバランス調整、股関節の動きの改善に効果的です。
  • キャデラック(Cadillac): 寝たままや座位で行える種目が多いため、柔軟性の低い人やリハビリに最適であり、筋膜リリースや深いストレッチの精度向上にも役立ちます。

マットピラティスの特徴

マットピラティスは、マットの上で自分の体重(自重)と重力を使って負荷をかけるシンプルな形式のエクササイズです。

特徴と利点

マットピラティスの最大のメリットは、手軽さと経済性です。マットがあれば自宅でも実施可能であり、マシンピラティスよりも費用を抑えて始められるため、ピラティス初心者にとって心理的なハードルが低いのが特徴です。

一方で、マシンの補助がない分、正しいフォームを維持するためには、より高い体幹の自律的なコントロール能力と集中力が求められます。インナーマッスルが弱い初心者の場合、正しいフォームを習得するまでに時間がかかり、効果を感じるまでに時間を要する傾向があります。

それぞれのやり方と効果の出方の違い

マシンピラティスとマットピラティスは、主に指導の形態と効果の出方に差が現れます。

マシンピラティスは、パーソナルトレーニングや少人数制のセミパーソナルで行われることが主流であり、個々の身体の状態に合わせた高い矯正力と個別指導が受けられます。

マシンの補助機能を活用することで、インナーマッスルへの刺激が正確になり、短い期間で効果的なフォームを習得しやすい利点があります。この効率性と安全性こそが、結果を求めるユーザーにとって大きな利点となります。

マットピラティスは、大人数のグループレッスンが多いため、個別指導の機会が限られます。自重負荷であるため、正しいフォームの維持が難しく、既存の痛みを悪化させないよう、より慎重な進め方が必要です。確実なボディメイクやリハビリテーションを目的とする場合、安全性の高さと負荷の柔軟性から、マシンピラティスから始めることが理想的であると言えます。

マシンピラティスとマットピラティスの比較

比較項目マシンピラティスマットピラティス
負荷の主体スプリング(バネ)による補助・抵抗調整自重(自身の体重)と重力
難易度初心者でも正しいフォームを学びやすい慣れるまで体幹の自律的なコントロールが必要
場所の自由度スタジオ必須自宅でも可能、手軽
個別指導の機会高い(パーソナル/セミパーソナルが主流)低い(グループレッスンが主流)
費用高い傾向にある比較的リーズナブル

ピラティスをするならDee Pilatesがおすすめ!

ピラティスで真の結果を出すためには、継続のしやすさ(料金)と、指導の専門性(質)の両立が不可欠です。

当スタジオ「Dee Pilates(ディピラティス)」は、この二つの要素を高い水準で満たし、お客様の目標達成を強力にサポートします。

料金が安い— 続けやすい価格設定の秘密

高品質なマシンピラティスの指導は高額になりがちですが、Dee Pilatesは、他社と比較してリーズナブルな料金設定を実現しています。

ピラティスは短期間で完結するものではなく、継続によってこそ、姿勢改善、代謝向上、リバウンド防止といった本質的な効果が得られます。

Dee Pilatesは、効率的なスタジオ運営や柔軟なレッスン形態を採用することで、指導の質を落とすことなくコストを抑え、お客様が長期的に続けられる環境を提供しています。

インストラクターの質が高い— 有資格者のみが指導する理由

ピラティスの効果を最大限に引き出すためには、正確なフォームと、個々の身体の状態に応じた適切な負荷設定が必須です。これを実現できるのは、専門的な知識と経験を持つインストラクターのみです。

Dee Pilatesでは、国際的に認められた有資格者のみが指導にあたっています。(Dee Pilatesのインストラクターはこちら

これにより、インストラクターの指導の専門性と信頼性が保証されます。質の高い指導は、マシンの利点を最大限に引き出し、お客様の骨格の歪みや身体の癖を正確に把握し、怪我のリスクを最小限に抑えながら効果的なトレーニングを可能にします。姿勢改善、リハビリテーションなど、お客様の個別の目的に応じた深い知識に基づいた指導を提供できる点が、Dee Pilates(ディピラティス)の大きな強みです。

ダイエットもできる— 結果を出すためのパーソナルトレーニングの流れ

本記事でピラティスはダイエット効果もあるとお伝えしましたが、本格的なダイエットやボディメイク、また短期で効果を求めたい方にとってはピラティスだけではどうしてもダイエット効果は薄いと言えるでしょう。

そこでDee Pilates(ディピラティス)では、グループ事業であるパーソナルジム「Dee GYM」のレッスンも加入コース内で受講可能となっています。

つまり月4回コースや月8回コースで入会していただいた場合、数回はピラティスで身体を整えてダイエットの基盤を作り、残りはパーソナルトレーニングで筋トレなどでダイエットを促進するという活用方法ができるのです。

この体系化されたピラティスとパーソナルトレーニングの流れにより、ピラティスが持つ科学的な効果やトレーニングによるダイエット効果(代謝向上、メタアナリシス)を、質の高い指導によってお客様の身体に確実に反映させることが可能となります。「ピラティスをしたら痩せますよ」と私たちはストレートで発信はせず、正直に効果をお伝えしながら結果にコミットする構造が、Dee Pilatesの強みでもあります。

結論:ピラティスで理想の体へ— Dee Pilatesで始める最初の一歩

ピラティスは、単なる流行のフィットネスではなく、約100年の歴史を持つリハビリテーションに基づく、心身の機能改善を目指す近代的なメソッドです。コアの安定、姿勢の改善、そして代謝の向上という三位一体の作用により、生活の質を高め、リバウンドしにくい持続的な健康美を実現します。

特に確実なボディメイクや安全性を求める初心者の方には、正しいフォームの習得を助け、負荷を個別に調整できるマシンピラティスでのスタートが最も効率的です。

当スタジオ「Dee Pilates(ディピラティス)」では、ピラティスで変わるご自身の身体を実感するために、無料の体験レッスンを行なっています。

まずは体験で実感していただき、一緒に理想の体への最初の一歩を踏み出してみませんか?!

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この記事を書いた人

笹森 大生のアバター 笹森 大生 代表取締役

トーキョーフィットネス株式会社 代表取締役
(Dee Pilates 運営会社)

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